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2012.10.13 Saturday

ヴィパッサナー瞑想体験談8(聖なる沈黙)

こんばんは、ロルファーなつこです。
体験談第8弾は、【聖なる沈黙】について。

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・ヴィパッサナー瞑想については、協会HPをどうぞ
・ヴィパッサナー瞑想体験談(1)「動機・目的
・ヴィパッサナー瞑想体験談(2)「瞑想による骨盤の変化
・ヴィパッサナー瞑想体験談(3)「知覚とイメージ
・ヴィパッサナー瞑想体験談(4)「動かずにいること
・ヴィパッサナー瞑想体験談(5)「日常生活
・ヴィパッサナー瞑想体験談(6)「視力回復
・ヴィパッサナー瞑想体験談(7)「男女隔離
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ヴィパッサナー瞑想の修行中は、他者と眼を合わせず、会話もしません。
これを「聖なる沈黙」と言います。

私個人的には、人といるとよく話しますが誰とも話さず1人で過ごすのも
苦ではないので、楽しみでした。

何となく、ひとたび現地入りすれば、修行の前後もそれなりに静かな
(ヒソヒソ声で会話が交わされるような)雰囲気なのかとイメージして
いたのですが、チェックインや説明会の間は、皆さんかなりおしゃべり
されていました。ワイワイ、キャッキャといった感じ。

今のうちに話しておこう!という意気込みすら感じる程、
活気がありましたね〜。

いよいよ、聖なる沈黙へ突入。質問があるときのみ、個別に先生やマネージャ
と話すことができますが、修行者同士でコミュニケーションをとっては
いけません。アイコンタクトなどのボディ・ランゲージも含みます。

ところがどっこい、狭いスペースですれ違うときなど、普通にジェスジャー
やお辞儀、時にはアイコンタクトに遭遇することも。
会話以外はそれほどセーブしていないような印象でした。
うーん、これは私はちょっと残念でした〜。

友人によると、ボディランゲージも交わされることはなかったそうなので、
回によって雰囲気も全然違うのだと思います。

とは言え、やはり他の方が近くにいる場所で行動するとき、ボディランゲージ
が出てしまう瞬間があります。私がつい使ってしまうことが判明した
ジェスチャー、TOP3はこちら↓

・片手をチョップの形にして、「ちょっとごめんなさい、通りますね」
 と表現する仕草。

・少しヒザを曲げて腰をかがめ、首&頭で小さなお辞儀をし、「すみません、
 通してくださってありがとうございます。すぐに通ります」と表現

・後ろに並んでいる方がいる状況(食堂・洗面所など)で、肩を縮めて
 (すくめて)小さめに速く動作(食事をお皿によそう・顔を洗うetc)をし、
 「私、精一杯急いでやっていますから、ごめんなさい、もう少しで終わり
  ますから」という態度をアピール

・・・・・The ニッポン人!

知らない者同士の集団生活で気づかいをするのは、程度の差こそあれ万国共通
でしょうが、それを表現する方法(ジェスチャーの在り方)が、私はとても
日本人なんだなあ、と感じました。

私の場合、体のコアをつぶして、更に肩周りを小さく縮めて手脚を小さく
動かすことで、謙虚さ、気遣いを表現しているのですね。
(この表現方法が成功しているかどうかは別として。)

アイコンタクトをよくとる国の方は、目を合わさないでいることが難しいかも
しれないですね。

つくづく、姿勢・動作は、他者とコミュニケーションしよう、という気持ちに
よってものすごく影響を受けているわけです。

ロルファー養成トレーニングでも、インストラクタ(オーストラリア人)が、
「日本人(のカラダ)は、それがどんな状態であってもひとまず統合されて
いる人が多い」と言っていました。土地が狭かったり、人に気遣いをする
中で、カラダを縮めて(小さくまとめて)いるケースが多いのではないか、
と思います。

普段の生活でも、ボディワーカーでない方に比べると自分のカラダに向ける
意識の割合が多い方だと思いますが、人と会話をしたり、人の目を意識したり、
グループや組織に所属したりしてる間に、カラダに起こっている精密な表現を
見落としがちです。

聖なる沈黙の間は、たっぷり自分の感覚を観察できるので、とても贅沢。
食事のときに顎関節をどのようなバランスで使っているか、お皿を流しまで
運ぶときに、どこから歩き出しているか?必要以上に肩に力を入れていないか?
お皿を洗うとき、足の裏の感覚はちゃんと地面を捉えているか?
胸から腕が伸びやかに使えているか?・・・などなど。
そこに現れる自分の心情を、普段よりも緻密に感じられるのが、非常に
楽しかったです。ずーっと1人遊びが続いている感じ。

そして最終日の前日、聖なる沈黙がとけるとき。
私はまだしゃべらなくてもいいなー、もう少し黙っていたいな、という気分。

が、皆さん、爆発的に会話をし始めました!!
そうか、みんな、話したかったのね〜(実際に話せないのが辛かった、と
おっしゃっている方もいました)。私は徐々に慣らしたかったので、庭へ移動。
そこにスタッフの1人の方(長期でサーバーをされている方でした)が
ニコニコしながらみえたので、少しお話しました。

言葉ってすごい。伝えるために組み立てられていて、便利!
でも、一番自分の表現したいものに近い記号をピックアップしてパズルのように
組み立てているだけで、そのものを表現できるわけではない違和感も。
言葉の取りこぼしは確実に自分の中に蓄積していて、ついにはその取りこぼし
の存在を忘れがちなんだなぁ。
それから、純粋に伝えるためでなく、闇雲に発する言葉のなんと多いことよ。

段々と話すことに慣れてきたので、何人かで女子トーク。
色んなバックグラウンドの子たちで、おもしろかった。
みんなすごくかわいかったし!

そしてその晩、最後の一泊。
久しぶりの人との交流で、情報が一気に流れ込んできたことによる疲れが。

ベッドに入っても、頭の中で先ほどの会話の言葉や、話し相手の表情や
ジェスチャーがぐるぐる回ってしょうがないのです。

なるほど、聖なる沈黙の中で瞑想修行をするのは、10日間と言う短期間では
必要なことなんですね。沈黙がなければ、10日間コースも、2日間くらいの
深度で終わってしまうかもしれません。

修行でなくても、沈黙する時間を持つというのは、とてもよいことです。
情報をシャットアウトして、自分のいまの状態に気づく、という点で。

日常生活では、自然の中で過ごす時間を増やしたり、用事と用事の間に
ボーっとする時間を作ったり、カラダを動かしたり、ボディワーク
(ロルフィングなど)を受けたりして、本能を水をやり、丈夫に太くして
ゆくのがよいと思います。

Rolfing Space Body Resonance
ロルフィングスペース ボディ・レゾナンス

JR・東京メトロ高田馬場駅より徒歩3分(完全予約制)
認定ロルファー(ロルフィング®施術者)
稲員 奈津子 イナカズナツコ
Phone. 090-8487-4520
Mail. info@rolfing.namaste.jp

Website. http://rolfing.namaste.jp/

 

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