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2012.06.11 Monday

重力とからだ

こんにちは、ロルファーなつこです。
前々回の「ところ変われば」に派生して書いてみます。

私たちは、常に変化し続ける環境の中に生きています。

季節・年齢・住む場所・学校・職場・天気などなど、
生れ落ちてから(というより生命体になってから)
息を引き取るまで、私たちを取り巻く環境は絶えず変化しています。

前々回は、環境の変化がからだに与える好例について書きましたが、
逆に、環境からの影響をつらいと感じる場合もあるでしょう。

環境が変わればからだも影響を受けるのは自然なことですが、
環境に振り回されるのではなく、柔軟に対応できる状態であるのが理想的。

ロルフィングでも最終的にそこを目指したいのですが、
その実現には、「重力」がキーになります。

★なぜ「重力」か?

ロルファー養成トレーニングの講師は、絶えず変化する環境下で、唯一、
一生涯万人に等しく降り注ぐのが「重力」だから
と教えてくれました。

私たちを取り巻く環境の中で、「重力」は安定した条件なんですね。

お母さんのおなかの中で、胎児のからだで最初に発達する器官の1つが
前庭系・内耳(重力をはかる器官)であることからも、
重力をはかることが私たち地球上の生物にとって最優先事項であることが
わかります。

普段の生活で重力を意識することはあまりないかもしれませんが、
からだにとっては常に常に向き合う対象なんです。

私がこうしてキーボードを打っている間も、身体は重力をはかり、
この部屋のどこに自分の身体があるのか、
椅子にどのように座っているのかを測定してから、
キーを打つ動作とのバランスをとっているのです。
なんだかいじらしいですね。

つまり、重力下で適切な姿勢や動作を選択することができれば、
からだは楽に、よい状態を続けられるということです。

★「重力と調和したからだ」とはなにか?

ロルフィングは「重力」にフォーカスした数少ないボディワークの1つで、
最終的に目指すのは「重力と調和したからだ」です。
では、重力と調和すると、からだはどうなるのでしょうか?

重力との調和を表すサインはいくつかあります。
簡単なところでは、

・上下に伸びるように立てようになる。
 ⇒下に潰れている場合は上方向の伸びが、
  からだを力で上に引き上げている場合は下方向の安定ができ、
  結果どちらも上下に伸びるように立てるようになります。
  横から見ると、足の上にヒザ⇒骨盤⇒胸郭⇒首⇒頭が近づいてきます。
  身長が伸びる方も多いです。

・不要な緊張がなくなる。
 ⇒下方向に潰れている場合でも、不要に緊張している場所があります
  (潰れた姿勢はからだにとってニュートラルな場所ではないので、
   必ず力みがあります)が、それらが解放されていきます。
  それによって、例えば肩が自然と下がる方もいれば、反り腰や
  肩甲骨を寄せるクセがなくなる方もいます。

・動作が伸びやかに、大きくなる。
 ⇒不要な緊張や筋膜のクセがリリースされることで、
  腕や脚の動きが体幹から起こるようになり、伸びやかさが出て、
  所作がなめらかに堂々としてきます。
  もう1つのサインとしては、歩行時の腕の振りが変わってきます。
   ☆関連記事:「腕が揺れるのは最後

・体感としては「ラク」・「頑張らなくてもよい姿勢ができる」・「疲れにくい」
 などを感じられる。

 
HPにも掲載している事例を貼っておきますね。
左右どちらが「重力と調和」しているように見えますか?


 

Rolfing Space Body Resonance
ロルフィングスペース ボディ・レゾナンス

JR・東京メトロ高田馬場駅より徒歩3分(完全予約制)
認定ロルファー®(ロルフィング®施術者)
 稲員 奈津子 イナカズナツコ
Phone. 090-8487-4520  
Mail. rol-summer@hotmail.co.jp
Website. http://rolfing.namaste.jp/

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