2014.07.28 Monday
Dialog in the dark
公式サイトはこちら
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは、ドイツの哲学博士が1988年に発案したイベントで、
世界 30か国で開催されています。日本では1999年11月に初開催。
参加者はグループを組んで完全な真っ暗闇に入り、暗闇のエキスパート(視覚障害者)
のサポートのもとさまざまな探検・体験をする、というもの。
一言でいうと「楽しかった!!!」
世界が未知の存在であること、それに対するドキドキワクワク感、
友人や初対面の方たちといつのまにか自然に協力関係を構築していくプロセスなど、
子供時代のような無邪気な感覚を思い出しました。
とはいえ、いざ暗闇に入るときは少ーし緊張!
目が慣れてきても何も見えない、完全に光の遮断された世界ってなかなかないものです。
未知の世界に対する恐れ。あの感覚を味わうためだけでも、もう一度行きたいくらい。
視覚がなくなったときに、どうやって世界を感じとるのか?
それがまた十人十色のようで、手で周囲をまさぐりながら進む人、
周囲に声をかけながら進む人、聴覚で距離を測る人、、、、
私は、ヒトの声で距離を測るのはどうやら不得手なことが判明。
というのもその人との関係性によって声が近く聞こえたり遠く聞こえたりするので、
思った以上に遠くにいたり、近くにいたりするのです。
私はヒトの声を聞くとき、瞬時にその人との間柄によって優先順位をつけているんだな、
と初めて知りました。いやービックリ。
逆に、固定の場所にある音(音楽など)から距離を測るのは楽でした。
ヒトの声を聞くときに自分が無意識になにを感じているのか、日常でも感じてみようと思いました。
あわせて、耳&脳のためにも、ヒトの声以外の美しい音をもっとたくさん聞こう、と。
聴覚以外では、空間の広がりが比較的把握しやすかったです。
一歩進むとここから天井が高そう、部屋の横のスペースが広そう・・・etc。
ただ、実際のコースの全貌は謎なので(スタッフにならないとわからないそうです)、
答え合わせはできませんが。
それから、
グループダイナミクスで、各人の持ち味のどこが発揮されるのか?
人のサポートが上手な人、全体を把握している人、引率力のある人、話題を提供する人、
人にきちんと助けを求めることができる人、、、
私は今回ロルファー仲間4人で参加したこともあり、スタートの緊張を過ぎると
グループ全体の雰囲気に安心して、「わーい次は何があるんだろう?」という好奇心で
主に行動していた気がします。新しい何かを発見したい、それを他の人たちにも報告して
共有したい、という気持ちでした。
今回発揮されたのは私の比較的活発な部分でしたが、これが1人参加だったりメンバーが違えば、
また変わってくると思います。集団の中での自分や他の方のあり方、全体のバランス、と
いうのは常に興味深いです。
真っ暗闇で感じたこと
おもしろかったのは、暗闇の中で決められたグループで行動すると、人見知りしなくなること。
(あまりそう思われないこともありますが、私はそこそこ人見知りです。)
初対面の方とも、暗闇の中でその言動や雰囲気を通して知り合っていくので、
よりその方を早く知ることができます。
視覚ってすばらしいけれどなにせ情報量が多くて印象が強いので、暗闇の世界はシンプルだなぁと。
コース終了時には、まだ暗闇の中にいたいな、と思いました。
で、明るい部屋に戻って改めて顔を合わせると、やや照れますね。ウフ 笑
そして感じたのは、やはり「人は善」だということ。暗闇の中で助け合ったり触れ合ったり、
笑ったりできる相手が存在する、ということはすばらしいなぁと。
元気がなかったり、人間不信に陥ったときにもダイアログ・イン・ザ・ダーク、
おススメです 笑
視覚以外をフル活用するとからだはどうなる?
ダイアログ・イン・ザ・ダークの後は、視覚以外の知覚をフルに活用したので、
からだがすっきり。普段意識が行き届きにくい背面までしっかりと感覚があります。
自分の身体を中心にドームがあるとして、やや後ろでふるまいがちなのが、
ドームの中央にいる感じ。
今は数日経ち、また少し視覚優先になってきているのが分かります。
ガイドのあきこさん、お世話になりました。
都心で、すばらしい夏休みの探検ができました。
セッションルームのある高田馬場にも点字図書館があり、
あきこさんに見せていただいた、触れる腕時計なども販売しているそうなので、
行ってみようと思います。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、季節によって内容が変わるようなので、
また別のシーズンに参加してみたいです。
今度は1人参加かな。
★関連記事 → 「ブラインド・クライミング」行ってきました
Rolfing Space Body Resonance
ロルフィングスペース ボディ・レゾナンス
JR・東京メトロ高田馬場駅より徒歩3分(完全予約制)
認定ロルファー™(ロルフィング®施術者)
稲員 奈津子 イナカズナツコ
Phone. 090-8487-4520
Mail. rol-summer@hotmail.co.jp
Website. http://rolfing.namaste.jp/
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは、ドイツの哲学博士が1988年に発案したイベントで、
世界 30か国で開催されています。日本では1999年11月に初開催。
参加者はグループを組んで完全な真っ暗闇に入り、暗闇のエキスパート(視覚障害者)
のサポートのもとさまざまな探検・体験をする、というもの。
一言でいうと「楽しかった!!!」
世界が未知の存在であること、それに対するドキドキワクワク感、
友人や初対面の方たちといつのまにか自然に協力関係を構築していくプロセスなど、
子供時代のような無邪気な感覚を思い出しました。
とはいえ、いざ暗闇に入るときは少ーし緊張!
目が慣れてきても何も見えない、完全に光の遮断された世界ってなかなかないものです。
未知の世界に対する恐れ。あの感覚を味わうためだけでも、もう一度行きたいくらい。
視覚がなくなったときに、どうやって世界を感じとるのか?
それがまた十人十色のようで、手で周囲をまさぐりながら進む人、
周囲に声をかけながら進む人、聴覚で距離を測る人、、、、
私は、ヒトの声で距離を測るのはどうやら不得手なことが判明。
というのもその人との関係性によって声が近く聞こえたり遠く聞こえたりするので、
思った以上に遠くにいたり、近くにいたりするのです。
私はヒトの声を聞くとき、瞬時にその人との間柄によって優先順位をつけているんだな、
と初めて知りました。いやービックリ。
逆に、固定の場所にある音(音楽など)から距離を測るのは楽でした。
ヒトの声を聞くときに自分が無意識になにを感じているのか、日常でも感じてみようと思いました。
あわせて、耳&脳のためにも、ヒトの声以外の美しい音をもっとたくさん聞こう、と。
聴覚以外では、空間の広がりが比較的把握しやすかったです。
一歩進むとここから天井が高そう、部屋の横のスペースが広そう・・・etc。
ただ、実際のコースの全貌は謎なので(スタッフにならないとわからないそうです)、
答え合わせはできませんが。
それから、
グループダイナミクスで、各人の持ち味のどこが発揮されるのか?
人のサポートが上手な人、全体を把握している人、引率力のある人、話題を提供する人、
人にきちんと助けを求めることができる人、、、
私は今回ロルファー仲間4人で参加したこともあり、スタートの緊張を過ぎると
グループ全体の雰囲気に安心して、「わーい次は何があるんだろう?」という好奇心で
主に行動していた気がします。新しい何かを発見したい、それを他の人たちにも報告して
共有したい、という気持ちでした。
今回発揮されたのは私の比較的活発な部分でしたが、これが1人参加だったりメンバーが違えば、
また変わってくると思います。集団の中での自分や他の方のあり方、全体のバランス、と
いうのは常に興味深いです。
真っ暗闇で感じたこと
おもしろかったのは、暗闇の中で決められたグループで行動すると、人見知りしなくなること。
(あまりそう思われないこともありますが、私はそこそこ人見知りです。)
初対面の方とも、暗闇の中でその言動や雰囲気を通して知り合っていくので、
よりその方を早く知ることができます。
視覚ってすばらしいけれどなにせ情報量が多くて印象が強いので、暗闇の世界はシンプルだなぁと。
コース終了時には、まだ暗闇の中にいたいな、と思いました。
で、明るい部屋に戻って改めて顔を合わせると、やや照れますね。ウフ 笑
そして感じたのは、やはり「人は善」だということ。暗闇の中で助け合ったり触れ合ったり、
笑ったりできる相手が存在する、ということはすばらしいなぁと。
元気がなかったり、人間不信に陥ったときにもダイアログ・イン・ザ・ダーク、
おススメです 笑
視覚以外をフル活用するとからだはどうなる?
ダイアログ・イン・ザ・ダークの後は、視覚以外の知覚をフルに活用したので、
からだがすっきり。普段意識が行き届きにくい背面までしっかりと感覚があります。
自分の身体を中心にドームがあるとして、やや後ろでふるまいがちなのが、
ドームの中央にいる感じ。
今は数日経ち、また少し視覚優先になってきているのが分かります。
ガイドのあきこさん、お世話になりました。
都心で、すばらしい夏休みの探検ができました。
セッションルームのある高田馬場にも点字図書館があり、
あきこさんに見せていただいた、触れる腕時計なども販売しているそうなので、
行ってみようと思います。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、季節によって内容が変わるようなので、
また別のシーズンに参加してみたいです。
今度は1人参加かな。
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